約 2,595,009 件
https://w.atwiki.jp/hgks/pages/12.html
ゲームの画像を載せる場所です モンスターハンターの画像 モンスターハンターの画像はここにお願いします その他のゲームの画像 それ以外はこちらへ
https://w.atwiki.jp/kyoronosuke/pages/338.html
男「うわあああああ、負けたー」 男友1「はい、ざんねーん♪」 男友2「じゃあ罰ゲームといこっか」 男友3「頑張れよ~」 男「おいおい、ガチでやんの?」 男友1「当たり前だろ?何のための罰ゲームだよww」 男友2「なんといってもあのヲタ女泉だぜwwwwww」 男友3「案外態勢なくて困っちゃうかもなぁwwwwwwww」 男「つーか、万が一おkされたらどーすんだよ」 男友2「すんまそ~ん!罰ゲーっした☆とか言えばwwwwww」 男友1「それじゃかわいそうだろ?」 男友3「じゃあてきとーに付き合って振ればいいじゃん」 男友2「名☆案」 男「なんだかなぁ」 こなた「お、そういや今日はコンプティークの発売日ジャン♪」 こなた「らき☆すたのかるたとかついてるんだよねー☆」 こなた「放課後買いに行かねば~」 男「おい、泉。ちょっといいか?」 こなた「え?男じゃん。どーしたの?」 男「放課後ちょっと話があるから残ってくれないか?」 こなた「あ、うん。。いいよ」 男「サンキュ、じゃあまた放課後な」 こなた「うん」 こなた(えー!!!!やっば!どうしよう!これってフラグだよね?) こなた(しかも男くんじゃん!!!一年の時から密かに片思いだったのに気づかれた?) こなた(それなら両思い!?やっばっ!なにこのERG展開!!!どーしよー!!!) こなた(あー、もうだめー!!!今から告白を受けた後どう答えるかERG台詞思い出さなきゃ!!) 放課後 ガラガラっ 男「お!来てくれたか、」 こなた「うん。それで…話って何?/////」 男「あーうん、実はな」(うわっ、こいつ何赤くなってんだよwwガチで態勢無しか?) こなた「うん//////」 男「その、好きなんだ。付き合ってくれないか?」(あー、なんかやな予感するー) こなた「実は…私も好きだったんだ。へへっ、両思いだったんだね、嬉しいな//////」 男「へ?そうだったのか?」(おいおい、まじかよ。洒落になんねぇぞ!?) こなた「うん、実は一年の時からずっと好きだったの。/////」 男「そうか。ありがと。とりあえず今日は一緒に帰るか?」(これは振りにくいOTL) こなた「うん////////」 翌日昼休み こなた「男ー!お弁当一緒に食べよう!」 男「あー、うん」(しばらくしたら振るしかない) こなた「私作ってきたから、これが男の分ね。」 男「あー、うん」(くそっ!あいつらニヤニヤしながら見てやがって!) こなた「とりあえず食べよ、あけてみて?」 男「あー、うん」(早く抜け出してぇぇぇ!) パカッ 男「!!!!!!」 そこには大きく男LOVEの文字 こなた「あは。ちょっと頑張っちゃったかな?」 男「あー、うん」(何だよこれ?いまの時代これはないだろ常考) こなた「もう少し自重したほうがよかった?」 男「あー、うん」(そうだ!いくらなんでもこれは……) こなた「ごめんね、明日は見た目より味で勝負するね!」 男「あー、うん」(早く別れたいけど言い出せねぇ) こなた「でも、今日のも結構おいしく出来たはずだから食べて☆」 男「あー、うん」(しゃーねぇ、喰うか) 付き合ってから3週間後 こなた「ねぇ、長門有希って誰?」 男「は?お前ケータイ勝手に見たの?」 こなた「ねぇ!誰!?有希って誰!?」 男「誰でもねーよ、ただの友達だ」(うぜぇ、ケータイチェキってんじゃねぇよ!) こなた「そう、‘ただの’友達なんだね?」 男「そうだっつってんだろ!くどいんだよ!」(うぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!) こなた「そっか、そうだよね。。。」 男(もう、振るしかないな。これ以上干渉されたらヤバイ!) 男(別に好きな人が出来たって言うか。つーか長門に告ろっと) そして男は長門に告白し、おkを貰ってしまう 男「今日は大切な話がある」 こなた「なに?」 男「俺と別れてくれ」 こなた「え?」 男「俺はほかに好きな人が出来た。だからお前とは付き合えない」 こなた「な…んで……?好きって言ったじゃん!」 男「俺はもうお前に興味ないんだよ!だいたいお前に告る訳ねーだろ!罰ゲームだったんだよ!!」 こなた「!!!!!!!!!!!!」 男「俺はお前みたいなオタでキモイヤツなんかとは付き合いたくねーんだよ!」 こなた「うぐっ……ぐすっ……」 男「じゃーな、もう二度と近づくんじゃねーぞ!」 数日後 ピロリ~ン 男「お、メールか。泉?なんだいまさら?」 件名:男の一日 今日はちょっと寝坊してたね☆ちゃっと起きなきゃダメだぞ! 後あさ顔洗うの忘れてたし、朝もっと早く起きて余裕もとうよ! そういえば男って朝はパン派なんだね、今日はイチゴジャムとバターだったね 私も明日からそうしようかな~ 話し変わるけど男って今日トイレ多かったね☆ 午前中3回午後2回も行ってたよww 休み時間にジュースばっかり飲むからだよ 2時間目休みに飲んでたファンタグレープは私も好きなんだよね♪ でも昼に飲んでたリプトンのマスカットティーあるじゃん? 私はあれよりピーチティーのほうが好きだなあ 放課後は友達とゲーセン行ってたよね?あたしもビーマニは得意だよ 今度一緒にやろうZE☆ 夕食はオムカレーだったねー。あんなに早く食べたら栄養にならないよ? いくら新しいオカズ買ってきたからってさぁ。がっつかなくても 真・露出SMの極意だっけ?男ってSMとか露出系が好きなの? 私に頼めばいくらでもしてあげるのに。 それはそうと今日はお盛んだねぇwwwwwwww まさか3発もぬいちゃうなんてねwwしかも2回は同じページでwwwwww 男ってあーいう貧乳の子がタイプなら私ド直球ジャン♪ 今度試してみる? あ、におい残るから風呂上りよりお風呂入る前にやったほうがいいよ☆ じゃあまた明日ねぇ~ノシ 男「な!なんだこれは!!!!!」 男「なんで今日の俺の行動が!?え!?なんで!?」 ぴろり~ん 件名:当たり前ジャン 私は男の彼女だもん♪ 男「なんでいまの俺の発言に返してるんだよ!?」 男「どっかにかくれてんのか!?でて来い!!!」 男「でて来いよ!いずみぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 結局、其の日、俺はどうやって見られているのか分からなかった 其の後泉のストーカーはエスカレートしていった 男(このままじゃ俺がくるっちまう!) 男(こうなったら直接言うしかない!) 男「泉、もうやめてくれないか?」 こなた「なにを?」 男「俺のストーカーだよ、罰ゲームとはいえ傷つけたのは謝る。だから…」 こなた「ストーカー?何ソレ?私知らないよ?」 男「な!?ふざけんな!!!!」 そういうと男はこなたを押し倒した 男「あんま、ふざけてると痛い目みるぜ?まだシラきるってか?」 こなた「なんのこと?っていうかこんな所で発情しちゃったの?」 こなた「あ!男露出系すきだもんね☆いいよ、私準備できてるから」 男「ふざけんな!これでもまだお前じゃないって言うのか!!!」 其の瞬間、男は右手の拳で思いっきりこなたの腹を殴りつけた こなた「ぐはっ!はぁ…はぁ…気持ちいいよ。男はSMすきだもんね」 男「お前何言ってんだよ!ざけんなぁ!」 男は狂ったようにこなたを殴り続けた。 こなた「はぁ…気持ちいい…もっと、私を見て、」 こなた「もっと、私に男を刻み付けて…今、男に求められてるんだね…」 こなた「はぁ……もっと…もっと……も…………」 顔は晴れ上がり、口から血反吐を吐き、白目をむいて男に跨られていた そしてこなたはピクリとも動かなくなった。 だが男は殴るのをやめようとはしなかった。 まるでこなたを殴るのが義務のように。 それは本当にこなたに心を奪われたのかもしれない。 恐怖と疑念という感情によって 了
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4180.html
登録日:2012/04/04(水) 00 53 27 更新日:2023/07/24 Mon 21 34 33 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 MSG いつものスマギャン もう許してやれよ マラソンプロジェクトで頑張ったのは団員 ラジオ 一覧項目 公開処刑 公開羞恥プレイ 水樹奈々←二人揃って被害者→福圓美里 水樹奈々スマイル・ギャング 罰ゲーム 苦難の歴史 阪神優勝してくれ 罰ゲーム(水樹奈々スマイル・ギャング)とは、 文化放送 ほかで放送中のラジオ番組『水樹奈々スマイル・ギャング』で行われるモノで、 水樹奈々&福圓美里がセ・リーグ(近年はパ・リーグも)優勝予想が外れた時 団員ギャングルでスマドルが底を突いた&福圓への罰ゲームを見えるスマドルまで貯めた時&終盤は水樹へのお仕置きアタック執行までスマドルを落とした時 スタッフの思い付き バースデードッキリなどにやるがその内容はソフトなものからエグいものまで様々である。 近年は、罰ゲームポイントと称してポイントを蓄積させ、年末の罰ゲーム大会で一気にやるようになっている。 福圓曰く『公開羞恥プレイ』との事… ◆罰ゲーム一覧(プロ野球優勝予想絡みは○で、団員ギャングル絡みの罰ゲームは◎で表記) ●第13次集会 被害者:福圓美里 内容: OP中ずーっと空気椅子 ○第33次集会 被害者:水樹奈々 内容: 構成作家・今浪が近況トーク中の水樹の首筋にストローを使い息を吹きかける。 コラ!おじさんが登場し水樹を叱る。 クサヤ登場。 ●第77次集会 スマギャン公開録音in東京ドーム…前参照 ○第85次集会 被害者:福圓美里 内容: 福圓のお母さん登場(ウソ) 福圓のお父さんと生電話(ウソ) 福圓を一通りカラかった後に 口の中にぶち込まれて衝撃なモノランキングを敢行【勿論全部食べれるモノ】 ●第93次集会 被害者:福圓美里 内容: 福圓のバースデーの準備をする為、福圓に目隠しをし10秒数えて貰ってる間に福圓を残し全員スタジオから撤収する。 ○第140次集会 被害者:水樹奈々 内容: 姉妹番組【(有)チェリーベル】で1日ADとしてこき使われる。 ●第145次集会 被害者:福圓美里 内容: 福圓がスタジオに入ると全員知らない人になっている。 ●第148次集会 被害者:水樹奈々 内容: クサヤと一緒にEDトーク。 ○第188次集会 被害者:福圓美里 内容: アフロの儀。 ア アフロさんの顔真似芸【アフロのヅラ装着】 フ 福圓母と生電話 ロ ロンリートーク【テーマ:愛とは】 を敢行。 ●第199次集会 被害者:水樹奈々 内容: ガチンコ2択クイズが5問出題され正解すれば1万円、不正解なら青汁を一気飲み。 更に、全問正解ならボーナス5万円も+され10万円に、逆に全問不正解だと青汁にトマトジュースを混ぜたモノを一気飲みさせられる。 因みに、2択クイズはどっちを選んでも不正解になる。 ◎第206次集会 被害者:水樹奈々 内容: 青汁にトマトジュースを混ぜたモノを一気飲み。 ◎第209次集会 第2回_極上の辱め大会参照。 ◎第234次集会 被害者:福圓美里 内容: 所属事務所シグマ・セブンへの不満を言え。 ◎第235次集会 被害者:福圓美里 内容: 発売したてのDSLight(福圓の私物)をリスナーにプレゼント。 ◎第237次集会 被害者:福圓美里 内容: 福圓のどうぶつの森をリスナープレゼント。 ◎第240次集会 被害者:福圓美里 内容: 当時発売直前だった水樹の【Justice to believe】を人前で歌う。 ○第246次集会 美味しい?まずい?史上最強のレインボージュース誕生参照。 ◎第250次集会 被害者:福圓美里 内容: シンガポールの面白豆知識を即興で披露。 ◎第252次集会 被害者:福圓美里 内容: シンガポールのヒットチャート(DJ風のショートコント)。 ◎第256次集会 被害者:水樹奈々 内容: 当時新婚だった、藤原紀香&陣内智則になりきって、今の心境を語る(ようはモノマネ)。 ◎第257次集会 被害者:水樹奈々 内容: 初恋の人の名前暴露(シンスケ君)&思い出を語る。 ◎第258次集会 被害者:水樹奈々 内容: 昔好きだった人の名前暴露(アキラ君)&思い出を語る。 ◎第260次集会 被害者:水樹奈々 内容: 新人時代のメッチャ怒られたエピソードを大暴露。 【18歳の時お洒落してアフレコ現場に行くが、全然出来ず居残りをし、その際監督に『その靴鳴るから、履いてこないで』って言われる】 ○第300次集会 被害者:水樹奈々(1P)・福圓美里(3P) 内容: 水樹、サテライトスタジオ前でLIVEドッキリ。 福圓、青テインで喉を潤しながら、足ツボマッサージをされ、その状況で、カオス曲『プロテイン美里』を歌う。 ○第350次集会 被害者:水樹奈々(5P→3P) 内容: 絶対ウソを言ってはイケない記者会見(1P) エア実況中継【1000匹の蛞蝓に襲われる水樹奈々】(1P) アイドル100%のラジオというていのコント(1P) ○第404次集会 被害者:水樹奈々(10P→4P) 内容: 文化放送前で1人ショートコント【酔っ払ったチンパンジー。からの、酔っ払ったチンパンジー。】(1P) スタジオに帰って来てから ホットトマトジュース(1P) 水樹のキスを数えましょう【お題に対して、一言言ってからキスの演技をする】(1P) 最後の1Pは宿題で、紅白歌合戦本番直前に北島三郎の前で『は~るばる来たぜ 紅白』ってモノマネしながら挨拶するor 和田アキ子の前で『紅白だ、ハッ!』ってモノマネしながら挨拶する。【やったかどうかは不明】 ○第456次集会 2010年罰ゲームポイント総決算バトル参照。 ○第508次集会 東京ドームで酔った水樹奈々を今度はお酒で酔わせてみよう参照。 ●第522次集会 被害者:水樹奈々 内容: スマギャン10周年リスナー還元企画 全国水樹奈々クイズ選手権で、 最低目標金額1万円に足りなかった金額(6200円)×1Kmのマラソンの最初の1Km(文化放送からちょうど1Km地点から文化放送に向かって)を携帯片手に走る。 ●第528次集会 被害者:水樹奈々 内容: スマイルギャング団みんなで6200Kmマラソンプロジェクトの最後の1.3Kmをマラソンプロジェクトに送られてきたメールで作った襷を掛け携帯片手に走る。 因みに、プロジェクトで走った総距離は、水樹2.3Km・福圓1Km・スタッフ(3人で)4.8Km、 残り6191.9Kmは全世界の団員が手分けして走破した。 また、水樹の代謝が良かった為、走った後水樹のTシャツが透けてしまった。 団員諸君の追記・編集を待つ! それじゃあまた来週も…かかってこ~い! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 団員があんなにマラソン好きだとは思わなかったわw俺も友人と走ったけどなw -- 名無しさん (2014-05-25 00 05 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokemon_lea/pages/278.html
罰ゲーム☆ /(^o^)\ -- 右京 (2007-05-28 00 58 55) これは上手い -- 名無しさん (2007-05-28 01 14 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hidebukenkyu/pages/28.html
研究会メンバー・屈辱の罰ゲーム付き配信部活 概要 研究会イベント時のトリを飾る企画です。 研究会メンバーから選出された勇士4名が手加減抜きの全力で戦います。 10試合続けて試合を行い、(勝ち数)-(負け数)で算出したポイントが 最も低い人が罰ゲーム決定です。 #ひデブ研究会を会場に動画配信を行うので 必死に戦う研究会メンバーを応援してあげてください。 罰ゲーム ポイントが最も高い人が、罰ゲームを受ける人に一つだけ言う事を聞かせる事が出来る。 (・3・)罰ゲームは絶対だよ~
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1747.html
罰ゲーム 5KB 虐待-いじめ 制裁 ギャグ パロディ 小ネタ ゲス 現代 虐待人間 酔った勢いで連続投下です ゲス一家に「おうち宣言」されました。 テンプレ通りのゲス一家、乗り込んでいたのは親まりさ、親れいむ、子まりさ、子れいむ。 今は防音加工された透明ケースで家族仲良く騒いでいる。 駆除にも虐待にもマンネリです、飽きてきました。 そんな時、ふと某TV番組を思い出しました。 と、言うわけで思い立ったら即実行。俺は早速仲間に連絡を取る。 仲間というのは当然虐待仲間だ。 「何だそれ!面白そうだな!」 「お前は天才か?!、協力させてもらう!!」 「楽しそうね、私も行くわ」 ………仲間はそろった、いやスタッフと言ったほうが良いか?準備も万全だ。 カメラもちゃんと写っているな。これはきっと良いニヤニヤ動画になるだろう! さあ、行ってみようか! 「やっとでられたのぜ!くそどれいにはあとでおしおきなのぜ!!」 「よくもとじこめてくれたね!どれいにはあとでたっぷりおれいをしてあげるよ!ないてもゆるさないよ!!」 「くそじじいはおとーさんにせいさいさせるのぜ!!」 「ばーか!ばーか!くそどれい!あやまってもおそいよ!!」 箱から出したとたんに五月蝿くなったな、まあいいか気を取り直して行ってみよう! 「ゆっくり一家罰ゲーム絶対にゆっくりしてはいけない鬼威参の家一泊二日!!」 「なにいってるのぜ?そんなことよりはやくおわびのあまあまもってくるのぜ!」 「このどれいはあたまがかわいそうなの?ばかなの?しぬの?」 パーン!!! 「「「「ひゆぎぃ!!」」」」 余りにも五月蝿いのでクラッカーを鳴らす、ゆっくり一家は驚いて目を白黒されている。 「ルールを説明する! 一つ、お前達家族は今から鬼威参の家に泊まってもらう! 一つ、その間、何があってもゆっくりしてはならない! 一つ、もしゆっくりしてしまった場合はその場でお仕置きだ! アホなお前らでも解る様にルールを簡単にしたんだ、感謝しろ!!」 「なにをいっているんだぜ!どうしてそんなことしなくちゃならないんだぜ!!」 「このどれいはあたまがおかしいの?おとなしくれいむのいうことをきいてね!」 「このくそどr」 パーン!パーン! 「「「「ひゆぎぃ!!」」」」 再度クラッカーで黙らせる、便利だねこれは。まあ、部屋が散らかるのは目をつぶるとするか。 「何か質問はあるか?」 「ふざけるんzy「わかりました、それでははじめます!!」はなしをきけー!!」 ピィィーーー! 開始の笛が鳴る、さあこれからゆっくりできない罰ゲームのスタートだ。 スタッフも思わずヒャッハーの構えだ。 さあ、存分にゆっくりしていってね。 まずは初歩的なものから行ってみよう。 「えーえーゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」キリッ! うざっ! ババーーン!「全員アウトー!」「「「「ゆゆゆっ!」」」」 アナウンスが終わった直後に二名のスタッフが現れる、顔にはゆっくりのお面をつけている。 まずは親を抑えるとあにゃる周辺に向けてゆっくり用蝿タタキ通称「ユたたき」を振りかぶり… パンッ!パンッ!「ゆひぃ!!」「いだい!」 乾いた音が響くとともに、ゲス親が悲鳴を上げる。 続いて子ゆっくりにも同じお仕置きをする。 パンッ!パンッ!「「ゆんやぁぁぁ!!」」 「どおしてこんなことするのおぉぉぉ!!」 「くそどれい!なにをするんだぜぇぇ!」 「ルールならさっき説明したけど?まあ、面倒だからもう一度言う気はないけどな!」 さあ、どんどん行ってみようか。 「ほーら、あまあまだぞー」 「うめ、これめty」ババーン! 「全員アウトー!」「ゆぎぃ!!」 「ほーら、ふかふかのベットだぞー!」 「ゆわーい!ふかふk」ババーン! 「全員アウトー!」「ゆががっ!!」 「きれいないしさんだよ!」ババーン! 「子れいむ、アウトー!」「ゆびゃいっ!!」 「ゆゆっおそらをt」ババーン! 「まりさ、アウトー!」「ゆげぼっ!!」 ハイペースでお仕置きされるゲス一家。 ルールを聞いてないためか、学習良力が低いせいか、もしくは本能に逆らえないのか、簡単な罠に引っかかり叩かれていく。 親は多少余裕があるようにも見えるが、子まりさ達はユたたきのダメージが蓄積されていた。 食事を取らせて体力を回復させてやるが、その間もゲームは続いているのである。 当然アホはゆっくり一家は「しあわせー!」をして叩かれる。 次第にゆっくりできなくなってくるゲス一家、これがこのゲームの恐ろしさで面白さだ。 スタッフ一同は大変ゆっくりした顔でゲス一家を見守る。お仕置きにもつい力が入ってしまう。 「…ゆひっ…ゆひっ…も…もう…いやなのぜ……」 「…ど…どぼ…じで…でいぶが…ごんなめにい…ぃ…」 「…ゆ…ゆんや…もう…やじゃ…」 「むの…うなおやは…れいむをだずげろ…ぉ…」 「お前ら、いい感じにゆっくりしてないな!さあ、まだまだいくぞー!」 「「「「やべでえぇぇぇ!!」」」」 そんな感じで時間は深夜になり、ゆっくり達は永遠にゆっくりしてしまいそうになっている。 それでは面白くないので、そろそろ就寝時間にすることにするが… 当然、例のあれをやりますよ。 「…ずーや…ずーや…ずるよおぉ」 「…ばでぃざ…もうげんかいな…のぜ…ゆっくりねむ…」 「ゆほ…ゆほ…ゆっくりねみゅりゅ…」 「れいみゅ…もう…」 ジャジャーン!!「ゆっくりしていってね!!」 「「「「…ゆっぐりじでいっでねえぇ?!」」」」 ババーン!「全員アウトー!」 「「「「ゆっぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」 ゲス一家の悲鳴とともに夜は更けていくのだった。 翌朝、起こされてからもひと時もゆっくりできないゲス一家。 子ゆっくりにいたっては壊れかかっている。 スタッフ一同も寝不足と戦いながら罰ゲームも終わりも迎えつつあった。 「いやー楽しかったね、まりさ君!ゆっくりできなかったかい?」 「…ユッ…ユッ…モウ…ヤ…」 「「「………………」」」 「これで罰ゲームは終了です!今日からまた楽しい野良生活を満喫していってね!!」 ゲス一家を外に放り出すが、反応がない。流石に疲れがたまっているようだ。 「まりさーまた遊ぼうなー!」 「………ゆっひいぃぃぃぃ!!!」 完 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓2片方ショタ -- 2016-02-22 13 19 09 最高の虐めだ -- 2014-07-30 19 43 20 ↓余談だけど、某ゲームのせいで「ジャジャーーン」で連想するのが双子ロリ幽霊になってしまった俺って… -- 2014-06-26 22 38 27 当然、謎のDVDが置いてあって、誰かがそれを再生すると普通のドラマが始まり、フィナーレを迎えたと思ったら唐突に「田㊥ァ」「タイキック!」とか役者が連呼し出して、挙げ句の果てに意味もなく田㊥がタイキックの標的になる。 という展開もあるんだよね? 蹴られるのがゆっくりだから、うまく手加減しないと潰れて強制終了だろうけど -- 2014-06-26 22 29 19 「ジャジャーーン」で、おりんが出てくるかと思ったぞ… -- 2013-08-06 10 26 21 空想上の生物にどうやって身を置くんですかね・・・ 実際いたとしても霊長類とは遠いだろうし -- 2013-06-24 17 30 57 「ジャジャーーン」で一瞬おりんでも出るのかと思った。 -- 2013-05-30 00 08 28 やめろって言いたいなら見るな! -- 2013-05-29 20 01 04 ハハハいじめは確かによくないが、それは人間相手の時だけだね? -- 2013-03-23 02 09 41 ゆっくり達の身にもなってほしいです だから今すぐやめてください -- 2013-01-16 18 24 28 やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ -- 2013-01-16 18 19 34 いじめはいけないと思います やめてください -- 2013-01-16 18 17 36 ゆっくりアウトー -- 2013-01-14 20 51 59 久しぶりに腹いてえwwwww -- 2012-07-25 22 41 42 \デデーン/ -- 2011-12-20 10 36 12 きっととんでもないゆさせが来たと思ったんだろう -- 2011-07-30 22 54 06 とどめをさしたい気持ちもあるw -- 2011-03-26 02 55 26 おもろいww これはゆっくりの使いじゃあらへんでかな? -- 2010-12-12 01 42 42 良いなぁ しかし壊れちゃったかw ゆっくりするとゆっくりできなくなる事を学習し、今後二度とゆっくりしたくてもゆっくりできなくなったゆん生を見てみたかったぜ…w -- 2010-11-11 20 17 19 親を罵倒する子ゆはゆっくりできる -- 2010-08-26 23 30 14
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/184.html
639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/14(金) 00 06 33 ID f23A8Tck0 [1/5] 「もうっ!お兄ちゃん!朝だよ!起きて、だらしないんだからぁ!」 ん?誰だこいつ? 「朝ご飯はあたしの自信作。だから早く起きて!冷めちゃうよ!」 桐乃? 「もう!早くパジャマ脱いで!」 バシッ 俺は無意識にこいつの腕を掴んだ。ピィィンとデジャヴ感が俺の頭をよぎる。 だがそれらの要素が俺の口から出る言葉を止める材料には到底至らない。 そう確信している。 お前は誰だ? 「えっ?」 ビクッと体を強張らせる桐乃。 「俺の妹は朝、起こしになんかこないし、飯も作らない。そして、兄に対してここまでお節介焼きじゃない」 うつむく桐乃。だが、容赦なく続ける俺。 「大体なんだその性格は!妹は俺を毛嫌いしていて、俺のことを平気でけなす性格なんだ!」 「な・・・・何を言ってるの、お兄ちゃん?」 「そう!その口調!それが俺の妹らしくない。大体な!俺の妹がこんなに――」 「じゃあ、これで終わり、で・・・いいわね!」 目の前の桐乃が顔を紅潮させてワナワナしてる。 「ええ、最高の罰ゲームだったわ。」 ドアを開けて入ってくる黒髪の女。黒猫。 「拙者、このビデオでしっかりと撮りましたぞ!」 と、長身の女。沙織・・・・・バジーナ。 「いやあ、京介氏には黙っていましたが、 先日に3人でどれだけ景品を多く取れるかで、UFOキャッチャーをしましてな」 ほほう、桐乃が珍しく負けたと。 「一位はやはり黒猫氏!拙者もあと少しできりりん氏に負けかけたでござるよ」 そこまで沙織が説明すると、桐乃は急いで俺の部屋から出て行き、自分の部屋に飛び込んだ。 「それにしても・・・やりすぎだとは思わなかったのか?」 「やりすぎ?」 黒猫が眉をひそめた。 「ああ、嫌いな兄の目の前でこんなことさせられたら、あいつ・・・・・・。」 「着いてきなさい。」 一階に下りていくと、立派な朝食ができあがっていた。 「私達は、"さっきセリフをお兄さんの前で出来る限り妹らしく言え"だけだったのよ」 な・・・・・・つまり・・・・・・。 「そう」 つまり、あいつはお父さんに認めてもらおうと俺を毒見役に!! ずっこける黒猫と沙織。 「まったく・・・・・・ドが付くほどのニブチンなんだから・・・・・・。」 「拙者もまさか、ここまで京介氏がニブいお方だとは・・・・・・。」 -------------
https://w.atwiki.jp/erayasai/pages/65.html
IRC麻雀罰ゲームSS第一号(笑) 00 冬の終わり、春の始まり いつもと変わらない日々 冬の終わりを告げるような、暖かい毎日が続く いつもいつもチルノは思う、この時期になると レティとまた会えなくなってしまうな、と チ ねぇ、大ちゃん 大 なぁに?チルノちゃん チ 冬ってさ、どうして終わっちゃうの? 大 え、えぇ…ど、どうしてかなぁ チ ずっと冬だったらいいのに…そしたら、レティとも一緒にいられるし 大 そうだね…チルノちゃん、レティさんのこと大好きだもんね その言葉に、自分が少しだけ傷つくのは何故だろう? きっとこの子の『好き』は、自分の思っているような『好き』ではないのだろうとしても チ でも、ずっと冬だと…蛙を見つけて凍らせて遊べなくなっちゃうなぁ、う~ん… 大 あはは…まだやってたんだ、その遊び チ 皆がいないときは、ずっとかな?いつかあのでっかいカエルも氷付けにしてやるんだから! 大 また飲み込まれたりしないでね?天狗さんに写真撮られたりして大変だよ? チ 今度は大丈夫よ!あたいってばサイキョーだもん! 他愛も無い会話、でもそれが 大妖精には何よりも楽しくて 自分をどう思っているのかを確かめて、この会話すら出来なくなってしまうのが怖くて チ とうちゃ~く! レティ、いるんでしょー!? レ ん、いい天気ね チルノ…もう大分暖かくなってきたわね チ まだ全然寒いよ!ほらほら!今日は何して遊ぶ? レ 何でもいいわよ、たまには大ちゃんに決めてもらったら? 大 うーん…かくれんぼとか、どうかなぁ 森なら隠れる場所、いっぱいあるよ? レ それなら、いつも遊んでるあの子達も誘ってあげましょうか チ 賛成!じゃああたい、先に行って呼んでるね! 先に飛んで行ってしまうチルノ どこで待ち合わせ、とか言わないあたりがあの子らしい いつもの、というのはチルノと特に仲がいい妖怪…ルーミア・リグル・ミスティアのことだ レ あらあら、困った子ねぇ…いつものことだけどね 私たちも、行きましょうか 大 そうですね、多分すぐ見つかるでしょうから 待たせちゃっても、かわいそうだし 飛び立つ二人、チルノの姿はもう見えないが どうせすぐ見つかるだろう ―――――――――――――――――――― チルノ達がかくれんぼをする予定の森 リリーホワイト・ブラックの二人は、ここに住んでいた 大きな樹のうろにの中に家を作り、外観は樹 そのものだが 内部は立派な部屋である 白 黒ちゃん、おきて~、あーさでーすよー 黒 う…白ちゃん、おはよ……あれ?なんで私のベッドに白ちゃんがいるの? 白 本当はもっと前に起こしてあげようかと思ったんだけどね?黒ちゃんの寝顔がすっごく可愛くて…つい、一緒に布団に入ってウトウトと… 真顔で可愛いとか言われたら恥ずかしいじゃないか、とリリーブラックは思う しかし、良くも悪くもこの同居人、リリーホワイトは 嘘というか、言葉に裏表が無い かと言って人を傷つけるような言葉を聞いた覚えも無いこれはこの子の才能か何かなのだろうか 黒 はいはい…お寝坊でごめんね、朝ごはんの支度、できてないでしょ? 確か今日は私の当番だったはず、とブラックは思うが 白 あ、私が起きてきた時にやっちゃいましたよ~ 後はスープを温めなおして、パンを焼くだけです 黒 白ちゃん…当番制にした事、覚えてる? 白 ちゃんと覚えてますよ?でもほら、やっぱり料理をしている時って楽しくって、つい… 悪意は無い、悪意などあるはずもない そもそもこの子には、悪意というものがそもそも存在するのかすらわからないほど純粋なのだ だが、結果としてブラックはなんとなく申し訳ない気分になり、暖めなおしたりパンを焼く作業を 強引にホワイトから取り返した 白 もう、黒ちゃんったら…ここまでやっちゃったんだから、最後までやらせてくれればいいのに~ 黒 その、なんていうか…うん、ごめんね… 白 謝ることなんて何も無いよぉ、あ、綺麗に焼けたね~ ブラックが持ってきたトーストは二枚ともこんがりと狐色に焼けており 今か今かと食べられるのを待っているかのようだ 白 いただきます~ 黒 いただきます 白 黒ちゃん、今日のスープの出来はどうですか?ちょっと作り方を変えてみたんですが… 黒 ん、おいしい…白ちゃんは何を作っても上手に出来るから、いいね 白 食べて欲しい人がいれば、料理はいくらでもおいしくなれるものなんですよー 今度黒ちゃんにも作り方、教えてあげますね 基本的にホワイトは食べるのが遅い、小さな口でお行儀よく食べているのだからそれも仕方ないとは思うが いつもブラックのほうが先に食べ終わってしまうのだ でも、ご馳走様とは言わない、食べ始めるのも食べ終わるのも、二人は一緒だ 黒 今日はどこかに行く? まだ寒いから、家の中で編み物とかでもいいとは思うけど… 白 そうですね~、大分暖かくなってきましたから、そろそろ春を告げてもいいとは思うんですが まだ寒いでしょうか? 春告精の告げる春とは、割と曖昧なものである 誰に言われるでもない、妖精自身が春だと思えばそれが春なのだから 黒 なら、ここ2、3日のうちには、春を告げにいけるかもね 白 そうですね~、今年の春はどんな桜が咲くのか、楽しみです~ 桜など毎年同じだろう、と思ってしまうがそれは言わない ホワイトは毎年毎年、同じ春など無いのだから、同じように咲く桜も無いと言うのだが… 私にはいまいちよくわからない 白 ご馳走様です~ 黒 ご馳走様 白 じゃあ今日は、家の中でのんびりしましょうか~ 黒 そうだね、白ちゃん 前に読んであげた本の続き、どうする? 白 聞かせて欲しいです!黒ちゃん、本を読むのが上手ですから~ 照れるブラック、二人のリリーの一日は、こうして過ぎていく… ―――――――――――――――――――――――― レ じゃあ萃まったし、鬼を決めましょうか チ ジャンケンでいいわよね! ミ 異議は無いかな~、公平だしね リ ↑に同じ ル そーなのか~ 大 それじゃ、じゃ~んけーん…ぽん! 結果 リグル グー ミスティア グー 大妖精 グー ルーミア グー レティ グー チルノ パー(色々と) チ やった!あたいったらサイキョーね! リ 見事に一人勝ちだね… レ 色々パーだから仕方ないのよ~ ル ぱーなのか~ 大 じゃあ、二回目…じゃーんけーん…ぽん! ミ …大妖精の一人負けね 大 あぅあぅ… ル じゃあ、3分数えてから探しに出るでいいかな? レ そうねぇ…1人で5人、しかもこの人数だと大変だし 見つかった人も鬼になる、っていうルールでいきましょうか リ 賛成、それなら広くても何とかなるね チ それじゃ、スタートぉ! 大 いーち、にーい… 大妖精が目を瞑り、しゃがむと いっせいに足音が遠ざかっていく 原則的に飛ぶ事は許されていない、遠くに行き過ぎてしまうことがあるからだ しかし「飛ばなければいい」ので 当然ながら木の上に登るのもOKである 能力の使用はNGである、以前使用アリでやった場合、蟲を使えるリグルや 鳥目にできるミスティアが有利になりすぎてしまい、遊びにならなかったらしい 大 ひゃくななじゅうはち…ひゃくななじゅうきゅう…ひゃくはちじゅう!誰から探そうかな? 一番足が遅いレティさんから?それとも意外と近くにいそうなチルノちゃんとかかな… 思案する大妖精、とりあえず考えてみたが、探さないことには話にならない 足音が消えていった方向に向けて、歩き出すことにした ―――――――――――――――――――― 黒 どう?よかった? 白 はい!すっごくよかったです~ 黒 そう、よかった…今度は別の本を読んであげるね 白 お願いしますね、ぁ…そろそろおやつの時間でしょうか 黒 ん…そうだね、白ちゃん、今日は何にするの? 白 なんとですね!今日はケーキなのです! 黒 え…いつのまに作ってたの…? 白 妖精の秘密なのですよ~ 黒 (そういうものなの? 今に始まったことではないが、ホワイトはいつの間にか料理を完成させていたり お菓子を作っていたりする その分の材料が減っているので、自分で作っているのはわかっているのだが… 普段、ぽやぽやしているだけのホワイトが どうやればこんな風に…と感心してしまう 黒 おいしい…白ちゃん、また腕を上げたんじゃ… 白 そうですか?ちょっとしたコツのようなものですよ、きっと 黒 この前私が作ったクッキーは焦げちゃったから… 白 ビタークッキーと思えばいいんですよー、ココアに合いましたよ? 黒 フォローなのかな…今度は、失敗しないから 白 はい、頑張ってくださいね 黒ちゃんは頑張りやさんだ、いつも隣にいる私は、それを知っている 前は料理だってあんまり上手じゃなくて、焦げたり、お塩が多かったりなんてしょっちゅうだった 恐らく今、率先してご飯を作ってくれようとするのは、自分がどれだけうまくなったのか 見て欲しいのかもしれないと、そう思う 私は黒ちゃんのことが好きだ、それはつまるところ…人が、異性に抱くのと同じ感情 私も女で、黒ちゃんも女 この関係は、結ばれない?結ばれてはいけない? 言ってしまえば、確かめてしまえば この関係が壊れてしまいそうで この暖かい、春のような毎日が続けられるのなら 何も言わなくてもいいのではないかと、そう思ってしまう ずっと、思いを伝えないまま…逃げ続けたまま…それは本当に、正しいのでしょうか? 私は白ちゃんのことが好きだ、自分も相手も同じ性別だとわかっていても… この想いは、異性に対するそれと変わらないと、そう思っている 私に春を伝えることの楽しさを、季節を謳歌する楽しさを伝えてくれた、大切な人 でも、伝えてしまえばこの想いは砕けてしまいそうで 伝える楽しさを教えてもらった彼女に、今度は私の想いを伝えなければと、思っていても 最初の一歩が、最後の一歩になるのが怖くて ずっと、伝えられずにいる… 黒 白ちゃん、今からどうする? 白 ん~、まだ日も高いですし…お散歩に行きますか? 黒 そうだね、春の陽気も漂ってきてるし、一緒に行こうか 二人そろって出かける春告精 その姿は、はたから見ればまるで恋人のようだった――――― ―――――――――――――――――――― その頃、大妖精は 大 う、うぅっ…見つからないよぉ… いつもならもう二人くらいは見つかるはずなのに…どうしてぇ… ものの見事に見つけることに失敗し、いまだに誰も見つけられずにいた チ ふふん、サイキョーの私と一緒なら、絶対に見つからないわ! レ チルノは頼もしいわね、でも…二人で隠れるには狭くない?ここ レティとチルノが隠れているのは木のうろの隙間…どうやって入ったんだというような場所である 開始地点からは近いのだが、大妖精が追っていった足音とちょうど反対方向なのと、かなりの死角なので見つからなかったのだ チ ねぇ、レティ…また、春になったらいなくなっちゃうの? レ そうねぇ…私は冬以外の季節、苦手だから…不自由なものよね チ 春に…ねぇレティ、春にならなければいなくならないの? レ そうね、春にならなければ夏も秋もこないし、ずっと寒いままでしょうから 確かにずっといられるかもね チ だったらあたい、春を止めてくる!レティはここにいて! レ ち、ちょっとチルノ!?まだかくれんぼの途中だし…って 私一人じゃここから出られないわよ! 時既に遅しというか、なんというか 一人で先に飛び出たチルノは、あっというまにどこかへ飛んでいってしまった レ はぁ…困ったものねぇ、まぁ、後で誰かが助けてくれるでしょう チ あの白いのと黒いのの家は…あった!ここね!…あれ?いない?もう!あたいがきたっていうのに、どこにいってるのよ! 物凄く理不尽なことを言っているが、本人に悪気はない、そう思いたい その頃、大妖精は… 大 あ、リリーさんじゃないですか、こんにちは 白 こんにちは~ 黒 こんにちは 白 こんなところで一人で、どうしたんですか? 大 かくれんぼをしているんだけだ、他の子がなかなか見つからないの… 黒 さっき、向こうに夜雀ならいたような気がしたけど… 大 本当ですか!?ありがとうございます! …ところで、二人で出かけているってことは…そろそろ、春を告げる時期ですか? 白 そうですね~、もう2、3日以内には、春を告げに飛ぶと思いますよ~ その言葉に、大妖精の中の「何か」が反応した 春が来れば、レティは眠りに付かなくてはならない そうすれば、チルノはまた私を見てくれる 春が来るからうれしいのではない、チルノを独り占めできるからうれしいのか 自分に嘘はつけないとわかっていても、大妖精の心は揺れていた 大 あの…リリー…ホワイトさん 白 はい?なんでしょうか 大 もしも、ですね、もしも…大好きな子が、同じ女の子だったら、どうすればいいんでしょう しかも、その子には、もしかしたら他に好きな子がいて…私のことなんか、見てくれてないかもしれなくて それで私は、その、他に好きかも知れない子が、いなくなっちゃえばいいって、思ったりして… 白 大丈夫ですよ 黒 (珍しい、白ちゃんが話の途中で割り込むなんて… それに、この話… 白 その子はきっと、あなたのことを見ていてくれていますよ ただちょっと鈍感で、気持ちに気づいてあげられなくて 気づいてないから、きっと態度にもそう出ちゃうんですよ そこに善意も悪意も無いと思います、多分あなたの大好きな子は、そういう子でしょうから 大 でもっ…私は、そんな子が好きな相手に、いなくなっちゃえばいいって… 白 それは口でそう言ってしまったのですか?それとも何かしてしまったのですか? 違うでしょう?きっと、誰でも同じです 好きな人との間にあるものは、友達でも障害物になりえますから 何も、誰も気づいていません、聞いていませんよ 時には無かったことにして、自分の心に仕舞ってしまうのも大切ですよ 大 そんなの…私…そんな器用じゃないもん… 白 じゃあ簡単ですよ 言ってしまえばいいんです、もちろん、言い方は変えなければいけないですよ? 宣戦布告とでも言いますか、あなたには負けないって、そう言えばいいんです 黒 (白ちゃん…すごいなぁ、私にはこんな風に、うまく言ってあげられないや… 大 ホワイト、さん… 白 白ちゃん、って そう呼んでください、ホワイトも好きですが、こっちのほうが愛嬌があるので 大 白ちゃん…その、ありがとう しっかり伝えるから、私 チルノちゃんにも、レティさんにも、しっかり言葉で伝えるから 白 はい、頑張ってくださいね 応援してますよ それも大事ですが、かくれんぼはいいんですか? 鬼が不在のままでは、いつまでも終われませんよ? 大 うん、行ってくるね! 黒 …いい子、なんだね 白 そうですね~、私も少し、あの正直さを見習いたいかもしれないです… 黒 白ちゃんは十分じゃない?…あの、さ 白 はい、なんでしょう? 黒 伝えたい、事があるの 今の話を聞いてて、わかったから 逃げてちゃ駄目なんだって もっと悩んで、辛い思いをした子もいるんだって、わかったから 私の想いを、聞いて欲しいの 白 それは…きっと、私も同じです、言わずに逃げ続けるのは、もう終わりにしようって あんな風に偉そうなことを言ったのに、このままじゃいけないって、思ったので 黒 じゃあ、せーので、同時に言おうか 白 はい、じゃあ…せーのっ 「「大好きです、ずっと傍にいてくださいっ!」」 白・黒 あはっ…あはははっ お互い、伝えたいことを伝えてしまえば、なんてことなかった 二人とも、お互いが大好きなのだから 白 「黒ちゃん…大好きっ」 黒 「白ちゃん…大好きだよ!」 二人はしばらく、ずっと大好き、大好きと言い続けると どちらとも無く、帰ろうかと言い出し 二人の住む家へと戻っていった その頃の大ちゃん 大 ルーミアちゃん、見つけた! ル みつかったのか~ 大 これで後は、チルノちゃんとレティさんだけね… ル 後はあの二人なのね…じゃあ、私はあっちを探すから~ 大 うん、行ってらっしゃい~ (…レティさんだけは、私が見つけたいな レ …意外と見つからないのねぇ、ここ… 下手したら、チルノも忘れてそうだし… 大 あ!レティさん、こんな所に! レ あら、見つかっちゃった…ある意味助かったかしら 大 …出られないんですか? レ チルノに無理やり押し込まれて…一人じゃ出られないから、引っ張って~ 大 じゃあ、いきますよ…うーん…っ レ あと少し…ん、しょっ ふう、出られた出られた…ありがとう 大 いえいえ…ところで、チルノちゃんは? レ 春を止めるとか何とか言って、一人でどっかいっちゃったわ 大 あの子らしい…かな レ あの子らしいわね それじゃ、私も鬼として他の子を見つけに行こうかしら 大 あ、後はチルノちゃんだけなので…レティさん レ 何かしら? 大 正直に答えてもらえるとうれしいです チルノちゃんのこと、どう思ってますか? レ どう…そうねぇ、こんなことを聞かれるってことは多分そういうことなんだろうけど あなたが思っているような感情はあの子に持ち合わせていないわよ 私があの子に対して持っているのは…きっと、子供がいたらこうなんだろうな、とか 姉が妹にもつような…「好き」だけど、違う何か、よ 大 その…私は、チルノちゃんのことが好きです、ずっと、ずっとあの子の傍にいたい…そういう「好き」です レ いいんじゃないかしら?それを私に言いに来たのは、何かに対する免罪符か…それとも自分への覚悟のためか 理由は聞かないわ、あなたは、あなたの思うままにするといい 少なくとも…まだ、あなたには…伝えられる相手が、いるから 大 それって…あの、 レ さ、行きましょうか 後はチルノだけなんでしょう? きっと春告精の家の近くにいるはずよ 大 …はい、行きましょうか それはきっと、聞いてはいけないのだろう レティの過去に何があったのかは知らない、でも 少なくとも、自分の背中を押してくれたのだ だったら…もう、後に引くなんて、できるわけがない チ あー!やっときたわね!えーっと…白いの! 白 白ちゃんって呼ばれるのには慣れてるけど…白いの… 黒 じゃあ私は黒いのなのかな… チ とにかく!あんたたちに言いたいことがあるの!! 白 はい、なんでしょ~ チ 春を告げないで!そうすれば冬のままだから! 黒 …白ちゃん、目の前のは何を言ってるんだろう 白 私たちに仕事をするな、って言ってますね~ チ あなた達が春だって言うとレティが寝ちゃうのよ!だからこないで! 黒 レティ…雪の妖怪のことね、でも…一ついい? チ 何よ 黒 当たり前かもしれないけど、私たちが春を告げなくても春は来るわ 四季を止める事なんて出来ない、止めたとしたらそれは異変 巫女が解決すべきことだもの 白 私たちはあくまで春の妖精として、この地に春が来たことを告げるだけですから… 止めることに意味はないと思いますよ? チ う、うぅ…じゃあどうすればレティとずっと一緒にいられるのさ! 白 無理、だと思いますよ… 雪の妖怪は、冬以外に活動すれば著しく体力・妖力を消費するらしいですから 黒 自然の摂理を捻じ曲げるのは感心しないしね… レ それに、私は冬以外はあんまり外に出たくないのよ…色々思い出しちゃうから チ レティ!?なんでここに… レ 誰かさんが置いてくから、鬼さんに捕まっちゃったわ で、あなたが最後の一人みたいよ 大 チルノちゃん、みっけ! チ う~、でも、最後の一人だったわけだし、やっぱりあたいってばサイキョーね レ で、チルノ…春を止めに行くって言うから何をするのかと思ったら… チ だって…こいつらが春だって叫ぶから春が来るんだと思って… レ チルノらしいわね、でも…ごめんね、嘘をついてて チ 嘘?レティ、嘘って何? レ 冬以外は活動できないって言ってたでしょ?あれね、嘘なの 力の弱い、生まれたての時ならいざ知らず 私くらいになれば、冬以外だって活動できるわよ、その気になればね チ じゃあなんでそんな嘘ついたのさ!あたいといるのが、嫌だったの!? レ 違うわよ、あなたといる時間は楽しかった…そうね、楽しすぎたから 冬以外は、私にとって辛い思い出しかない、あなたと遊んでいるとき そんなこと、思い出したくなかった チ わかんないよ…レティに何があったかとか、あたいにはわかんないよ… レ わからなくていいのよ でもね、チルノ…あなたはもっと、自分の周りに気を配ってあげたほうがいいわ チ 何それ…どういうこと…? 大 その…チルノちゃん チ 大ちゃん…?どうしたのさ 大 私、ずっとずっとチルノちゃんの事、好きだった この好きっていうのは、ずっと隣にいて欲しいっていう好きで 伝えたら、もう今みたいな関係じゃいられないんじゃないかって、そう思って でも、今日…言われてわかったの、逃げてちゃ駄目なんだって チ え…いや…あたい、その…なんて答えたらいいのか、わかんないよ… レ まぁ、どういうことなのかはしっかり教えてあげるから チルノは今日、うちにいらっしゃいな さて、お邪魔したわね 春告精さん 白 いえいえ、大丈夫ですよ…いいものも見られましたし 黒 まぁ、私たちもだしね… 大 それじゃ、今日はこれで…あ、まだ探してるだろうから 皆に声をかけてきますね 白 はーい、それじゃ また~ 大妖精の告白はチルノにどう受け取られたのだろうか その答えは、春を告げる声と共にやってくる… 白 いいお天気です~ 黒 そうね、もう 春を告げに行こうか 白 はい!じゃあ早速… 大 ま、間に合ったぁ!? 黒 …少なくとも私たちの外出には間に合ったわね 大 よ、よかったぁ…その、今日なんですが…宴会をするそうなんです 白 宴会、ですか~? 大 はい、レティさんが主催で…といっても、小さなものなんですけどね 黒 それと間に合ったっていうのの関係は… 大 ここからは私のお願いなんですが…桜を、咲かせることは出来ませんか? 白 桜を、ですか?…確かに春告精の司る力を使えば、一本か二本なら咲かせられると思うんですが… 大 それでいいんです レティさん。ずっと桜を見てないって言ってたのを思い出して 今回眠りに着いてしまったら、また来年までおあずけなので… 黒 確かに出来なくは無いしね、どうしようか、白ちゃん 白 いいですよ、折角ですし私も差し入れ、作っていきますね~ 大 ありがとうございます! 今日の午後…1時くらいから、森の奥の、桜の木がある場所なので! 黒 ん、わかった…じゃあ、また後でね…さて、白ちゃん、どうするの? 白 何を作っていこうかなぁ~、今からだとそんなに凝ったものは作れないし…う~ん… 黒 まぁ、適当につまめるものでいいんじゃないかしら…、宴会って言うくらいだから、お酒も出るんだろうし 白 じゃあ、急いで作ってきますね~! 黒 私も手伝う、言ったでしょ? 白 あ…そうですね 一緒に、ですね あの後二人の妖精はこういう誓いを立てた 「「出来ることは、全部二人でわけあって」」 悲しいことも嬉しいことも何もかも、二人で分かち合って乗り越えると 夫婦の誓いにも似たそれは、永遠に破られることは無いだろう 白 あ、ここですね~ ミ おそーい!焼きたての八目鰻がさめるよ~! 黒 ごめんね、色々作ってたら止まらなくなっちゃって… ホワイトとブラックの手には、どうやってこの短時間で作ったのか 疑問に思うほどの量の食料が詰まった重そうな重箱がぶらさがっていた レ さて、全員そろったところで…飲み始めましょうか 今回は私のためにわざわざ集まってくれてありがとう また来年も出てくるから、その時一緒に遊んでね? それじゃ、かんぱーい! 一同 かんぱーい! リ あ、この玉子焼きおいしい… 白 それは黒ちゃんの自信作なんですよー ル おいしいのかー ミ 八目鰻いかがー?焼きたてのほやほやだよー レ いただこうかしら、お酒に合いそうだわ~ 黒 折角だし、私も少し飲もうかな… チ なんであたいはジュースなの!? 大 チルノちゃん、酔うと暴れるからだよ…潰れるのも早いけど チ うぎぎ…サイキョーのあたいが……ねぇ、大ちゃん 大 うん?どうしたの? チ 一昨日の…その、告白の…返事 大 …う、うん… チ レティに色々聞いたんだ、隣にいて、楽しくて 話してるだけで暖かい気持ちになれる人、そういう人のことを好きだ、っていうんだって だから…だからあたいは大ちゃんのこと、好きだよ、うん …大好き そこまで言うとチルノは顔を真っ赤にして明後日の方向を向いてしまう 大妖精はと言うと、自分から言うときの覚悟はあったのに 言われる覚悟はまだだったのか、完全に停止している 白 頃合ですね、黒ちゃん 黒 そうだね、…やるよ、白ちゃん 二人の春告精は立ち上がると、桜の樹の前で手を組み、目を瞑った それはまるで祈りのようで、何か神聖な儀式のようにも見える やがて…その祈りを受けたかのように、桜の花が咲き始める 春告精の力…春を告げる力 樹に対して呼びかければ、それは開花を促す力となる レ あら…随分と粋なはからいなのね~ 白 とある妖精さんに、頼まれたもので レ ふうん…じゃあ、私も…二人の背中くらい、押してあげようかしら 何をするのか、と思ってホワイトが見ていると レティは明後日の方向を向いているチルノの首を強引に後ろから回すと そのまま前に向かって突き出した …ちゅ 大 な、な、な… チ レティ…その、これって…キス、なんだよ、ね? レ そうね、二人の関係の確認かしら? 大 むきゅぅ… 顔を真っ赤にしたままそのまま倒れこんでしまう大妖精 チルノがあわてて腕をつかみ引き寄せると うなされるような、それでいてどこかうれしそうな表情で気を失う大妖精がいた 白 うらやましいです… 黒 白、ちゃん?ええと…その、どうして迫ってるのかな? 白 負けたくないです 黒 どうしてちょっと涙目で上目遣いなのかな?いや、そのままじゃ、ちょ… ちゅ ――――――――――――――――――――――――― 「「はーるでーすよ~」」 幻想郷に、春が訪れる 一人一人に、形は違っても 誰に対しても暖かい、優しい季節が来る 春を告げる、白と黒の妖精が 二人で一緒に、空を飛んでいた END リ どーうでもいいけどさぁ~ ミ 私たち、今回かませ犬にもなれてないよね… ル そーなのかー? リ 一面ボスが主役だって聞いて寒い中シジミガトゥルルって頑張ったのに… ミ いや、シジミはとれないけどさ ここ、海無いしね ル ないのかー リ ミ いいわね…あんたは… 本当に、END 最初に一言…ごめんなさい 罰ゲームなんです、許してください というわけで大×チル リリー白×黒 …のようなお話でした 正直言って…一人一人の口調とか、よく把握できてないので… 色々言い訳して僕は逃げます、栗とか投げないで ちなみに麻雀で勝つと気まぐれでSSを書くようです、出来は期待しないでね 3/25 23 28 時間制限ギリギリの夜 BGM QLOCKS 天威夢方より夏陽炎
https://w.atwiki.jp/erayasai/pages/78.html
「おはようございます」 稗田家の女性の声で阿求は目を覚ました 体を起こし、女性に挨拶を返すと、阿求は布団から出た 「朝食の準備ができてますよ」 女性がそう言い下がっていったので 阿求は少し急いで身支度を整えると部屋から出た 食堂に辿り着くと、まだ食事は用意されていなかった 今日は4月1日、エイプリルフールだ 幻想郷でも4月1日には嘘をついてもよいという習慣は存在する 幻想郷の住人はこういった習慣を楽しもうとするものが多い といっても、幻想郷では普段から嘘ばかりつく人妖も多いが まあ、今日は妖怪たちの話を聞きにいくのには向かないだろう ならばと阿求は自分もこの習慣を楽しむことにした さて、誰にどんな嘘をつこうかなと考えながら人里を歩いていると 珍しい人間を見かける 「こんにちわ、珍しいですね」 と、阿求は声をかけた 「あら、こんにちわ」 紅魔館のメイド長、十六夜咲夜は阿求にそう返した 「今日は何のようで人里に?」 と、阿求は咲夜に尋ねる 「仕事が溜まってきたので暇つぶしに来たのですが」 「暇つぶしではなく気晴らしでは?」 とぼけた調子な咲夜の言葉に阿求は突っ込む 「まあ、そろそろ紅魔館に帰ろうかと思っていたところなのですが」 「というか、仕事は大丈夫なんですか?」 そう言ってみると、咲夜は少し考えた後 「多分、大丈夫だと思いますよ」 と答えた 「あの、咲夜さん?」 阿求は咲夜と今、人里の外を歩いていた 咲夜がもしよかったらと紅魔館に阿求を誘い 暇だった阿求もそれに応じた しかし 「紅魔館はこちらじゃなかったと思うんですが」 咲夜は紅魔館とは別の方向へと向かっていた 「ああ、先ほど紅魔館に帰ろうと言ったのですが」 咲夜は少しこちらに顔を向けながら答える 「その前に香霖堂に寄って行こうかと思いまして、紅茶も切らしてましたし」 「それなら先に言ってください……」 と、少し疲れた様子で阿求は言った 「やあ、いらっしゃい」 香霖堂に入ると店主である森近霖之助が声をかけてきた 「こんにちわ」 と、阿求と咲夜は返した 「今日は紅茶を……」 と、言いかけて咲夜の言葉が止まる 霖之助の手元にあるものに目を向けているようだ 「森近さん、それは?」 その咲夜の様子を見て、阿求は尋ねた 「ああ、これかい?」 阿求の言葉を聞いて、霖之助はそれを二人に見えるようにする それは…… 「時計?」 銀の懐中時計だった 「ああ、聞いてくれ、これは時計に魔術を施すことによって 過去や未来を見る能力を得た魔法道具だ といってもそれは第一段階に過ぎない 材料が揃えば時間そのものをも操ることができることになるであろう 我ながら素晴らしい出来の道具だよ」 と、楽しそうに道具を説明をする霖之助 それに対し、阿求と咲夜は非常に驚いた様子を見せる 「そんなことができたんですか!?」 「いや、まあ、嘘なんだけどね」 ここまで驚くのは予想外だったのか 少し気まずそうに霖之助は答えた 「でも、これはただの懐中時計ではないよ 外の世界の電波時計というものを参考に作った魔術道具なんだが 常に正しい時間を指すんだ、この時計の原理は……」 と語りだす霖之助を咲夜が止める 「詳しい話はまた後日にお願いしますわ、今日だとまた嘘を混ぜられそうですし」 やや不機嫌そうな調子の言葉を聞いて霖之助は苦笑する 「いやいや、悪かったよ、根に持たないでくれ たまにはこういった習慣に乗ってみるのもいいかなと思ったんだ 今日はエイプリルフールだからね しかし、客が来なくて嘘をつく機会がないんじゃないかと心配になってきてたよ エイプリルフールで嘘をついていいのは午前中だけとも聞くしね そういえば、知ってるかい? 日本でこの習慣が流行ったのは賭け事に負けた人間が スリにあったと嘘をついてたのがきっかけという説がある しかし、実際は日本でもそれより前からその習慣はあったとも聞く だから僕はこう考える、人は……」 と、また語りだす霖之助 「森近さん、咲夜さんは忙しいそうなので」 と、今度は阿求が止める 「おっと、それはすまなかったね 今日は紅茶を買いに来たんだったかな 紅茶ならそこにあるから見てみるといい」 「わかりましたわ」 今、阿求と咲夜は紅魔館への道を歩いていた 阿求の手には先ほどの懐中時計があった ちょうど手持ちもあった阿求は冷やかしだけなのもと思い買ったのだ よくよく見てみると、なかなか立派な時計だ いい買い物をしたと言えないこともないだろう しばらく進んでいくと、霧の湖が見えてくる 紅魔館はこの先にある 霧の湖に向けると青い髪に青い服の妖精の姿が見えた 「……すみません、先に行っててもらえますか?」 不意に阿求は咲夜にそう言った 咲夜は少し首を傾げたりしたものの 深くは聞かずに先に進んでいった 今日はまだそれらしい嘘をついていなかった そう思い、目の前の氷精をちょっと騙してやろうと阿求は考えていた エイプリルフールだからといって、無理に嘘をつく必要はないだろうが どうせならこの習慣を楽しみたい そう思い氷精へと阿求は声をかけた 「こんにちわ」 振り向いた氷精の姿を見て阿求は固まった いや、それは氷精ではなかった それは 人形だった 人形は口をぱくぱくと動かしているが 何を言っているのかはわからない 阿求はと言うと、その人形の不気味さに身動きが取れずにいた ギョロりとした目、ぱくぱくと動き続ける口 それでいて、肌や髪は妙にリアルだった 阿求の持つ懐中時計はその時12時ちょうどを指していた しばらくぱくぱくと口を動かしていた人形だが 急にその人形は壊れてしまった 崩れ去っていく人形、その目は阿求の方を見ていた 人形が崩れ去った後、阿求はようやく動くことができた 「今のは……?」 「いったい何が……?」 紅魔館に辿り着いた阿求は呆然としていた 館の前に壊れた人形があった その姿が紅魔館の門番、紅美鈴の姿に似ているような気がしたが 壊れているため、判断はつかなかった 阿求は紅魔館の中へと入っていった 紅魔館の中には大量の壊れた人形があった メイド服を着た人形 この館の主の姿に似た人形 動かない大図書館の姿に似た人形 主の妹の姿に似た人形 紅魔館の中には生きた人妖など一人としていなかった 阿求は懐中時計を握り締め 香霖堂へ向かっていた 今、唯一つ、自分が人形以外の誰かと接していた証となるそれを 大事に、大事に握り締めていた 香霖堂に辿り着いた 魔法の森の入り口にあるこの店 阿求は香霖堂の扉を開く そこには闇が広がっていた いや、正確には闇ではない 大量の道具に覆われその空間の光が閉ざされているのだ 物、物、物、物 名前や用途を知る物から それがなんなのか全くわからない物まで 色々な物で店内は埋め尽くされていた 「森近さん!」 阿求はそう呼びかけるが返事はない やがて、店内の探索は不可能と判断した阿求は店の外に出る そして、そのまま人里へと向かっていった 自分が香霖堂を出たその瞬間 建物の影が消えたことに ドアの閉じる音がしなかったことに 森の木々がなくなっていたことに 自分が持っていたはずの懐中時計がなくなっていたことに 阿求は気がつかない振りをした 人里があったはずの場所に辿り着いた そこには何もなかった 里も 家も 人も 妖怪も 神も 妖精も 人形も 道具も 木々も 太陽も 月も 星も 光も 何もなかった ま る で 幻 想 郷 全 て が 嘘 だ っ た か の よ う に ………… ……… …… … 見慣れた天井が見える、すぐさま阿求は体を起こし 周囲を見回して、ここが自分の寝室であることを確認する 「……夢?」 阿求は記憶を遡る 幻想郷が消えていく記憶 幻想郷が壊れていく記憶 道具に埋もれた香霖堂の記憶 壊れた人形だらけの紅魔館の記憶 氷精の姿をした人形の記憶 紅魔館へと向かう途中に氷精に話しかけた記憶 香霖堂で懐中時計を買った記憶 霖之助の薀蓄を聞かされた記憶 咲夜と共に香霖堂に訪れた記憶 人里で咲夜と会った記憶 そして…… 記憶を辿っていると突然扉が開かれた そして、扉の方へと顔を向けた阿求に声がかけられる 「おはようございます」 おわり? ☆あとがき 最後から考えていったら凄まじい急展開になったでござるの巻き 今回のキャラリクは阿求、お題はエイプリルフール エイプリルフールということで嘘について考えながら書いてみました 考えていたことについては上手く言葉にまとめられないのでここには書きませんが まあ、何か機会があれば話すこともあるかもしれません 最後になりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます では、またの機会に 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/erayasai/pages/68.html
※独自設定を多数含みます ※原作設定と矛盾があるかもしれません ※キャラの口調に違和感を感じても気にしてはいけない 「え……?」 気まぐれに体重を量った八雲紫はその結果を見て驚愕していた 体重計が壊れていないか、着ている服のせいではないか 色々と試しては見たが、結果は変わらなかった 明らかに増えている、本来ならありえないことだ 妖怪の肉体は精神に依存している 妖怪自身がこうあるべきと思う姿 その妖怪に関する伝承などで語られる姿 多くの人間がそうあるべきと思う姿 そういった姿を基に妖怪の肉体は形となる 人間のように食べすぎや運動不足で太ることはない 「これは異変……?」 あまりにも微妙な形で現れたため 紫もこれが異変なのか判断がつかなかった 「……」 紫は幻想の空でスキマに腰掛け、優しく幻想郷を見つめていた 妖怪の山、魔法の森、人里、迷いの竹林、霧の湖、紅魔館、無縁塚、香霖堂、そして博麗神社 空からは色々なものを見ることが出来る 「……美しいわね」 幻想郷を空から眺め、紫は呟く 少し調べれば原因はすぐにわかった 外の世界の常識の力に中てられたようだ 幻想郷を管理する妖怪の賢者たちの中でも 外の世界の道具の管理を担当とする紫は外の世界と関わることが多い 外の世界の常識の力は、最近益々強くなってきている それによって、紫は常識の世界の住人に近づきつつあるようだ しかし、元々幻想の世界の住人である妖怪が完全に常識の世界の住人になることはないだろう 恐らく、最後に待っているのは消滅、それはまだ先の話だろうが 「……そろそろ夕飯の時間ね」 そう言うが、紫はそこから動く気配はない 紫は消滅を恐れてはいない 彼女は幻想郷を深く愛している 幻想郷のために消えるのならそれが本望だ しかし、幻想郷の維持には紫の能力は必要だということも理解している 他の妖怪の賢者たちは忙しい身だ 紫の抜けた穴を補う余裕はないだろう ならば、紫の仕事を継ぐ者が必要だ 幸い紫には優秀な式がついている 頭が固く、まだまだ未熟なところもあるが ゆっくりと教育していけばいい、まだ時間はある 紫はそこまで考えるとスキマを広げようとした しかし、一瞬何かを考えた後、スキマを戻し、腰をかけなおした 紫は独り言のように呟いた 「しばらくはダイエットしないとね」 ☆あとがき キャラ紫、お題ダイエットでシリアス書こうとしたらこうなった、今は猛省している 名前 コメント